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エリザベット・ド・フェドー  田村愛訳
四六判 上製・222頁・本体価格2000円(税抜き)
ISBN 978-4-562-04098-8

マリー・アントワネットの調香師

ジャン・ルイ・ファージョンの秘められた生涯

Jean-Louis Fargeon,
parfumeur de Marie-Antoinette

宮廷御用達から獄中へ
フランス革命の危険な匂いを
嗅ぎわけた、ある香水商の物語

調香の先駆者が18世紀のパリにいた。

王妃マリー・アントワネットの信頼を得て、
バラや花々を駆使した耽美な香水を作り、
成功を収めた調香師ファージョン。
やがて仏革命の嵐に巻き込まれ獄中へおとしめられる。
その生涯が公文書から丹念に掘り起こされ、
現代によみがえる。

[目次]
第1章 トップノート
(1748〜1774)

ガリーグ地方の香り
哲学を愛する父
鼻は魂の扉
パリの香水商
デュ・バリー夫人宅訪問
手袋香水職人の資格を


第2章 ミドルノート
(1774〜1782)

フランス王妃……そのモード
突飛なローズ・ベルタン
「狂わんばかりのルージュを!」
王妃の好意
ベルタン嬢との協力
王妃の好んだ香水
倒産からの脱却
トリアノンの香り


第3章 ラストノート
(1782〜1794)

王妃の財政削減
誹謗される
  マリー・アントワネット
シュレーヌの香水工場
まずは共和国派から
不幸な香水
最後の注文
辛辣な血の匂い
「カペー家御用達の香水商」逮捕される
革命裁判の前で

[著者紹介]  
エリザベット・ド・フェドー
歴史家。1997年ソルボンヌ大学博士論文[香水商]著。ヴェルサイユ香水学校教授。シャネル、ゲランほかのフランスの著名な香水メゾンのコンサルタントも務め、数々の香水開発に携わる。2006年ヴェルサイユ宮殿とともに「Le Sillage de la Reine (王妃の後香)」という香水を発表。本書にて、2005年ゲラン賞を受賞。