侯爵の帰還は胸さわぎ<ライムブックス>
ボタン 侯爵の帰還は胸さわぎ<ライムブックス>
マギー・フェントン
緒川久美子

ISBN978-4-562-04498-6
文庫判・400頁
定価972円(本体価格900円)
2017/06/08刊
本書のおもな内容
「ロンドン一美しい男」とタイムズ紙にも書かれたマンウェアリング侯爵セバスチャンは、悪運にみまわれている。舞踏会でほんの戯れで言葉をかけた令嬢に追いかけ回され、辟易して国外に逃げていたが、2年たって帰国してもまだ騒動は終わらなかった。ストーカー令嬢は妊娠しており、お腹の子の父はセバスチャンだと言い張ったのだ。あげくの果て、身に覚えのない嫌疑のために決闘に引きずり出されるという運のなさだ。
放蕩者と後ろ指をさされ続けるセバスチャンだが、ずっと想い続ける女性がいた。音楽会でピアノソナタを弾きこなす彼女を見て恋におちたが、意中の人はおじの年若い妻キャサリンだと知って、情熱をしまいこんできた。その後おじは亡くなったが、醜聞まみれの自分は嫌われていると思い込んでいる彼は、キャサリンに近づけない。
いっぽうキャサリンは、自分に自信がなくひきこもりがちな性格だ。折り合いの悪い父から逃れたいばかりに、かつて歳の離れた夫との縁談に逃げ込んだ。華やかなセバスチャンに気後れしていたが、彼と思いがけず接近することになり、意外な一面を知るようになって、彼女のかたくなな心もほどけていくが……

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