心なき王が愛を知るとき <ライムブックス>
ボタン 心なき王が愛を知るとき <ライムブックス>
エリザベス・ホイト
緒川久美子

ISBN978-4-562-04499-3
文庫判・416頁
定価993円(本体価格920円)
2017/07/07刊
本書のおもな内容
大人気《メイデン通り》シリーズ第10巻。
若くして、女性使用人の管理職であるハウスキーパーの地位に着いたブリジット。仕えているモンゴメリー公爵バレンタイン・ネイピアはギリシャ彫刻のように美しいが、放蕩者で邪悪な人物だと噂されている。
ブリジットがバレンタインに仕えることになったのは、彼が屋敷に隠している秘密の品々を見つけて運び出すという使命を負わされ、送り込まれたためだった。
その品をもとに、貴族たちが脅迫されていると聞いている。そして秘密を握られた人々のひとりには、彼女の産みの母もいた。
あるとき、屋敷のなかを探しまわっているところを、公爵に見つかってしまったブリジット。
使用人とは思えない気品と知性のある彼女に興味を抱いた公爵は、処分を言い渡すことはなかったが、なにかと挑発してくる。
誘惑にとまどいながらも、彼のさりげない優しさやユーモアに触れ、ブリジットはだんだんと会話する時間を楽しみとするようになった。
はじめは冷たい人物に見えたモンゴメリー公爵だが、腹違いの妹をいつも気にかけ、慈しんでいるのをブリジットは知る。脅迫にみえた行動も、妹のためにある狙いをもって行っていたことだった。
兄妹はともに幼少の頃に過酷な体験をし、助け合ってそこから生き延びたという絆があった。
また、公爵もブリジットの出生の秘密を知り、彼女が大人たちの都合で人生を左右されてしまったことに憤る。
心の傷を癒やし合うように、二人は引かれあってゆくのだが……

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